膝の痛み
皆さま、こんにちは。
院長の北風です。
今回は膝の痛みについてです。
よくグルコサミンが膝によいと聞きますが、グルコサミンは軟骨を治すのではなく、炎症を抑えるものです。
1か月程度お試しいただいて、それ以上飲んでも効果が実感できなければ違う方法を考えましょう。
次はヒアルロン酸注射です。
変形性膝関節症などの人が膝の中にあるクッションや滑りをよくする液体が減少した際に打つのですが、1週間ほどしか効果が持続しません。
ヒアルロン酸注射は対症療法といって、一時的に滑りをよくして痛みを減らすことが目的です。
つまり膝の構造的な改善にはつながりませんので、できれば、ヒアルロン酸ループから抜け出せることが望ましいです。
また、膝の水を抜いたら癖になると聞きますが、それも違います。
膝に水が溜まるのは炎症が起きているからです。
水を抜いたとしても炎症反応を抑えなければ、また水が溜まります。
炎症を根本的に封じ込めなければ症状を抑えることができません。
整形外科では、水を抜くときにステロイドという炎症を抑える液を入れています。
整骨院は注射はできませんが、炎症が起きている本質を見極めた治療をしています。
そして、何よりトレーニングに力を注いでいます。
身体を支える筋肉が落ちてくると膝への負担が増え、痛みが出てきます。
股関節、膝関節、足関節は、ひとつでも弱るとほかの部位に負担が及びます。
当院では、「緩める」「整える」、そして、「鍛える」までを施術としています。
みなさんにとって最適なプランをご提供いたします。
最後に、8月12日(月)は、山の日の振替休日のための休診となります。
予めご了承願います。
夏バテ・脱水にご注意ください!