高血圧の方は必見
皆さん、こんにちは。院長の北風です。
今月は血圧についてお伝えします。
高血圧の方は、遺伝性が30%、環境要因が70%といわれています。
30歳頃から上がりはじめて40歳頃に初期の高血圧症、50歳頃には本格的な高血圧症に進行する方が多いです。
放置すると合併症として心臓、脳、腎臓などに障害を起こします。
これらの対応には生活習慣の改善が重要です。
特に塩分の摂取量は、すべての国民が塩分を1g減らすだけで、高血圧症の患者が1000万人減るといわれています。
現状、1日の塩分摂取量は、12~13gにまで増加しているそうですが、これにはファーストフード、コンビニエンストアの増加が大いに影響しています。
そこで、まずは1日の塩分摂取量を6g(醤油小さじ6杯分相当)以下に抑えましょう。
ラーメンを食べたら完全に超えてしまいます。
はじめは塩味の効いていない料理を味気ないと感じるかも知れません。
しかし、塩味の強いものにしかおいしさを感じないのは問題です。
それは本当の意味でのおいしさとは違い、濃い味に慣れてしまっているだけです。
また、塩分は摂取量を減らすと同時に野菜を摂って排出することも大切です。
野菜に含まれるカリウムは塩分の主成分ナトリウムを排出してくれる働きがあります。
野菜が苦手で血圧高めの方は野菜ジュースなどでバランスを補いましょう。
血圧上昇によって頸部が痛むこともありますので、血圧が高いことでよいことはありません。
私も濃い味付けが好きなので野菜を多く食べるように意識しています。
皆さんも健康のため、野菜をたくさん摂取しましょう。
最後に、今月は14日(月曜日)が、体育の日でお休みとなります。
あらかじめご了承願います。