肝疲労
疲労とは、使い過ぎやストレスなどでその機能が低下し、普段通りに働くことができなくなること。
しかし、休息すれば元に戻る状態のことです。
そして、疲労感とは、疲労困憊で病気になる手前で、「心身を休めて、疲労を回復せよ」という、健康を守るための危険信号のひとつといえます。
身体のどこかが疲労すると、それを脳が察知して疲労感が生じます。
すると脳から疲労回復を促す指令が発信されるという仕組みです。
これを受けて休息すれば疲れは取れます。
「筋肉疲労」とは異なる、「肝臓疲労」という言葉があります。
飲み過ぎ・食べ過ぎ、睡眠不足、ストレス、過度な運動など、日常的な行いのひとつひとつが、肝臓の酷使や脂肪の沈着につながり、肝臓疲労を起こす原因となるのです。
機能低下した肝臓は、代謝や解毒といった役割を十分に果たすことができず、エネルギー不足や毒素が蓄積して疲れてしまうのです。
また、多くの臓器とつながっている肝臓の機能低下は、全身の疲労を招くことにも直結します。
なかなか解消されない疲労の正体は、肝臓疲労かもしれません。
レモン果汁を加えた水を積極的に摂る、オリーブオイルを食事に取り入れるなどを意識しましょう。