治った?
復習です。
例えば、こむら返りはぎっくり腰の予兆です。
ほとんどの方は、痛みがなくなると治ったと思い込んでしまいます。
これが大きな間違えなのです。
筋肉が傷ついている場合、神経が圧迫されている場合など、さまざまな痛め方がありますが、一度傷ついた筋肉は元には戻りません。
脆く傷みやすい長年の悩みへと移行していくのです。
痛みがないのは炎症が消えただけです。
いわば火事は収まったが燃えカスが残っている状態です。
痛みがなくなれば治ったと思うのも当然ですが、その間違った判断が後遺症や再発のリスクをつくってしまうのです。
大げさに聞こえるかもしれませんが、これが真実です。
長年、お悩みを抱えてきた多くの方には、認識の誤りや症状の軽視があったと思われます。
だからこそ、治ったときに本当の健康を実感した方は、自分の身体と真摯に向き合うことができています。
治ったか否かの自己判断は危険です。
必ず私たち専門家にご相談ください。
筋肉が正常な硬さであるか、傷痕を最大限修復できているのか、血流が正常に回復し、押しても伸ばしても痛みの出ない状態であるか、機能性は十分に回復しているかなど、細かなチェックを行っております。